北斎と広重展 | 海辺の読書記

北斎と広重展

日曜日の話ですが、「北斎と広重展」を見てきました。
浮世絵は結構興味があるので、「行かねば」と思っているうちに最終日でしたが。
hokusai


いやー、最終日だけにかなり混んでましたが、非常に豪華な展覧会でしたよ。なんたって約240点も展示してますし。

北斎は「富岳三十六景」、広重は「東海道五十三次」が有名なので、他の作品はあまり知られていませんが、他の作品も十分素晴らしかったですよ。
北斎の方は滝をテーマにした諸国瀧廻りというシリーズや、諸国名橋奇覧というのがかなり良かった。北斎は風景をそのまま描くというより、空想によって誇張したりしている部分があるのが非常に面白いです。

広重は、やはり義経ブームが来てるので、「義経一代記」がかなり目立ってましたね。特に券に書いてある弁慶との対決のシーンなんかかなり良いです。
ていうか何より北斎と広重を同時に展示してしまうという心意気からしてもう良いです。
もう少し期間が長かったらもう一度行ってるんですがねー。