第一冊目。
- 著者: R.L. スティーヴンスン, R.L. Stevenson, 海保 真夫
- タイトル: ジーキル博士とハイド氏
二重人格で同一人物なジーキル博士とハイド氏の、人間の善と悪という二面性をテーマにした作品。
ジーキル博士の「善と悪が混合している普通の人間から、善と悪を分離させたかった」というような主張はなかなか面白かった。
非常に面白かったが、作品があまりにも有名なため「ジーキルとハイドが同一人物」というオチを知っている状態で読んだので、「どうなるんだろう」というよ うなワクワク感がなかったのが残念。
「そうだったのかー!」という風に驚愕してみたかった。